徒然な三万日ブルース

備忘録的に旅行記を中心に書き留めています。25歳男で、旅行とカメラ、音楽、飛行機、クレジットカード、株式投資などが趣味です。

2回目のカンボジア

また間隔が空いてしまいました。今回は、母親の希望で、親子2人でカンボジアに行った話です。いつも通り、だらだら書いてます。ご容赦を。

 

期間は2018/4/26〜4/30の5日間。

カンボジアは大学2回生の時にサークルで行った以来2回目。プノンペンシェムリアップしか訪問していない、ごくごくオーソドックスなカンボジア旅行でした。今回も同様です。旅の情報を求める方の参考にはならなさそうです。

 

4/26 10時にCXでセントレアを出発。

出国前、イミグレの列で前の方に並んでいたおばあちゃんが倒れるアクシデント。近くにいた警察官を呼んで、空港職員と共に駆けつける。僕も野次馬根性丸出しで仰向けに倒れたおばあちゃんの顔を覗き込むと、意識はある模様。どうも自分が倒れたことに自分が一番驚いて目をまんまるとさせていた模様…。立ち上がり、本人は「大丈夫。旅行も行ける」。周りは「病院に行った方がいいのでは。機内で倒れたら怖い」。

おばあちゃん3人組で台湾旅行へ行く予定だったみたいですが、結末を見ないまま僕はイミグレを超えます。

 

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昨夏のミャンマー旅行ですっかりお気に入りになったCX。機内食はおいしく、ハーゲンダッツがうれしい。

 

プノンペンに到着後は、イミグレの直前にあるアライバルビザのカウンターへ。学生時の初訪問ではしっかり事前にビザを取得して渡航しましたが、今回はそんな余裕もないままに飛んでしまった。。。

申請に必要な写真やお金は他のブログに譲りますが、あっという間に発行完了して無事に入国。母親は新婚旅行で行ったオーストラリア以来、人生2度目の海外です。興奮しています。

 

市内へはエアポートタクシーを利用。

到着口を出たところのカウンターで料金を払ってチケットをもらうだけです。

15ドルってちょっと値上がりしてない?!気のせいか?!

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宿泊はプノンペン随一のおしゃれスポット(と思っている)の川沿いエリア。ワットプノンやセントラルマーケットにもアクセスしやすい上にレストランも多く、便利な場所です。

2日目は午前中しか時間がありません。午後にはシェムリアップへの移動が待っています。

ど定番コースを足早に。セントラルマーケット、王宮を案内します。東南アジアのごみごみっとした街並み、人の多さ、車の流れ。何度見てもエネルギッシュで飽きません。元気をもらえます。

午後はカンボジアアンコールエアを利用してシェムリへ。母親が一番楽しみにしているアンコールワットを目指します。

カメラを向けるとポージング📸

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到着後は、空港の駐車場出口まで歩きトゥクトゥクを捕まえて市内に向かいます。

赤土が広がるド田舎。トゥクトゥクの荷台で風を感じながら、やっぱりいいなぁとジーンときます。

シェムリ中心部にて、サークル状の交差点から少し小道に入ったホテルにチェックイン。きれいなプールが付いてます。白人女性のビキニがまぶしい。

疲れたと横になる母親を置いて息子は明日のアンコールワットのため、車を頼みに近くの旅行代理店CAPITOL TOURSに行きます。シェムリでは名の通った店です。

限られた時間の観光って本当つらい。もっと休みがほしい。学生の頃のように帰国日を決めずに旅行したい。。。

スモールツアーを巡る運転手付きの車を1台頼み、30ドル。アンコールワットはゲロ暑い思い出しかなかったので、本当に車で移動したかったため即購入。翌朝ホテルに迎えに来てくれます。

夕食はナイトマーケット近くの少し小道に入ったところにあるお洒落なレストラン。この料理、何だっけ。10ドル払ったのだけ覚えてる。f:id:sozororki:20181014160137j:image

食後は歩きながらナイトマーケットを散策。夜遊びせず、母親とぶらぶら買い物するのもいいものです。親孝行してる感。ホテルに荷物を置いたら疲れを癒すためフットマッサージを提案し、大通り沿いの2階にクラブのある建物の向かいのところへ。コスパよかった。

翌朝、約束の時間に車が登場。今夜にはホテルを出るためチェックアウトして荷物を預けます。笑顔が印象的なドライバーです。車はレクサスRX300ですが日本のハリアーと同じ車種かな?決して新しくはないものの冷房がばっちり効くし、シガーソケット借りてiPhoneの充電もできる。途中、雨が降る時間帯もありましたが車の中で雨宿りもできる。最高です。

自分流に行き先をアレンジできるのも良い。

スモールツアーなのに暑さに疲れてしまい、行き先をアンコールワット、アンコールトム、バイヨン、タプロームだけに変更。自分たちのペースに合わせた行程で母親も満足そうです。

 

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アンコールワット前のお堀にて

 

本当に慌ただしい日程ですが、ホテルに戻ると荷物を引き取って空港に急ぎます。プノンペンに引き返します。宿は夜遅くのため、空港近くのカリフォルニアホテルに。なぜプノンペンでカリフォルニアなのか、更にカリフォルニアなのに中国資本系モロ出し。空港からホテルまでの引き切りなしに車が通る大通りを渡るのも難しい。

 

最後に今回の旅行で最悪だったのは、ホテルでバックパックを開けると中に入れた日本で使っている財布(免許証、クレジットカード、保険証、現金2万円など入り)が無くなっていたこと。盗まれたとみられます。

シェムリのホテルで1日フロントに預けた時だろうか…。学生時のようにバックパックにワイヤー錠を付けていなかった自分がいけませんでした。すぐにクレジットに自動付帯の保険屋に電話して事情を説明。携行品は本来肌身離さず持っていなければなりませんが、幸いにも帰国後に保険が適用されて財布代やクレジットの再発行費用が貰えました。海外旅行に慣れた過信が招いた事案であり、改めて施錠を徹底する必要を身を持って痛感させられました。

自分以上に慌てたのが母親。親孝行の旅行だったのに余計な心配をさせてしまったこともいけませんでした。

とはいえ結果的に母親は大満足の旅行だったと喜んでくれました。遺跡が好きで、有名な仏教遺跡に行けたのが良かったようです。旅行を終えて既に半年以上が経ちますが、未だにカンボジアの思い出話をしたり、カンボジアが取り上げられているテレビを見るとLINEをくれたりします。

個人的な話をすると、自分の反抗期は毎日のように口論し、時に母親を殴ったこともあったほどで、今振り返ると本当に申し訳ないことをしたとの思いでいっぱいになります。最近は母親に優しくしすぎて、父親が羨ましがるほどですが(笑)、少しずつ、恩返しができますように。