徒然な三万日ブルース

備忘録的に旅行記を中心に書き留めています。25歳男で、旅行とカメラ、音楽、飛行機、クレジットカード、株式投資などが趣味です。

【奄美大島】ウミガメに会いに

旅行した記録を残すためのブログなのに、全然更新ができていない。詳細に記録しておくほど後から読むとリアルに旅を思い出せるにも関わらず、さっぱりです。時間が経てば経つほど、記憶は薄れていく一方。

 

さて、今回は鹿児島県の奄美大島を9/12〜15の3泊4日で訪れた際の記録です。

旅の背景として、元々、同時期(9/12〜9/17)にニューカレドニアに行く計画を立てていました。ところが、皆さんご存知のように台風21号の直撃を受け、関空滑走路が水没。連絡橋は船が衝突して使用不可能に。出発の1週間ほど前に来た台風で、当初は楽観的に考えていたものの、一向に復旧の気配が見えず。ついに2日前に航空券を予約した旅行代理店から欠航の連絡が…😭

 

これは困った。特に「ニューカレドニアの美しい海でウミガメに会いたい」と毎日のように言い、Instagramニューカレドニアをタグ検索してはビーチの透明度を調べていた彼女の落胆が半端ではない。何とかウミガメを見られる方法はないか…その時、スカイマークが我らがセントレアから鹿児島経由奄美便を8月に就航させたばかりだったことを思い出す!

 

Skyscannerを見ると往復29,000円ほど。そのまま勢いで購入に踏み切ります。そのままホテル、レンタカーの手配も実行。私はオリックスの株主(200株だけ)ですが、手元に株主優待カードがないことを恨めしく思いながらオリックスレンタカーを予約します。直前もあってホテルは空きが少なく、かろうじて奄美市名瀬のホテル「ビッグマリン奄美」を確保しました。

 

スカイマークB737型機。3-3列シートです。可もなく不可もなく、一般的な短距離便。1時間ほどで鹿児島に着いて降機し、20分ほど待機します。当方は喫煙者ですので、たばこ休憩ができて非常にありがたい時間です。再び機内へ戻ると1時間弱で奄美大島が見えてきます。ファイナルアプローチに入る際、窓越しに見える奄美の海。3年前に行った石垣島のように透き通ったブルーが目に入ります。サンゴもよく見え、機体が下がっているのに、期待は高まります。

 

受託手荷物の受け取り後はすぐにオリックスレンタカーで受付。最新のアクアをお貸しいただくことができ、うれしさいっぱいです。

f:id:sozororki:20181015050254j:image

 

奄美大島を東西に走る国道をひたすら流すと40分ほどで名瀬地区に到着。ホテルに荷物を置いて名瀬入舟町のお好み焼き「満月」で夕食です。2人で普通サイズを2枚、焼きそばを注文してお腹いっぱいに。コンビニに寄ってポテチと黒糖焼酎あじゃ」を買って準備完了です。豊かな甘みがあり、焼酎が苦手な人でも水割りにすればおいしく飲めそうです。

f:id:sozororki:20181015054652j:image

 

翌朝はホテルのバイキング朝食をいただきます。ホテルに隣接する「レストランあさばな」で取り放題。奄美の郷土料理「鶏飯」もセルフ式で作って食べられます。これがまたおいしい。温かなスープを米にかけて、雑炊のようにして食べられ、気に入りました。3泊の間、朝は毎日これを食べ続けたほど。

f:id:sozororki:20181015054702j:image

写真左上が鶏飯

 

その後はドライブも兼ねて島南部の嘉鉄ビーチへ。島民もおすすめのスポットですが、台風22号が台湾近くを通っていた影響を受け、波は荒れ気味…透明度も高くありません。事前知識がありませんでしたが、台風から離れていても、台風方面に向かうビーチでは状態が良くないようです。諦めの悪い私たちは近くのヤドリ浜に転戦するも、Instagramではきれいなビーチだったのに、やはり今回は汚い。シュノーケルマスクを着けて入っても、透明度はさっぱりです。「きれいな海に潜れない。ウミガメにも会えないのでは…」そんな不安が頭をよぎります。

ここで一時休戦。島南部の瀬戸内町の郷土料理「丸屋レストラン」で腹ごしらえです。海鮮丼を食べた後は近くの喫茶「お茶のふじえん」でブレイク。お茶屋の茶を飲まずにコーヒーをいただきながら作戦会議を開き、台風の位置とは少しズレた宇検村の船越海水浴場を目指すことに決定しました。ふじえんのオーナーに聞くと、遠回りながら宇検村へは県道79号がおすすめとのこと。いわく、奄美の自然を感じられるドライブコースだそう。実際、山の中を走り、奄美のクロウサギが出そうな雰囲気マックスでした(遭遇できず)。

 

船越海水浴場に着くと、我々の他に誰もいないプライベート状態。さっそく海に入ると予想が的中。遠浅が非常に長く続く良いポイントで、透明度も良し。マスクを着けて水中を見るとサンゴ礁の近くで点々と泳ぐ魚もいます。ラッキー!

ライフジャケットを着けて海に浮かび、仰向きで波に揺られながら空を眺める。自然とandymoriの歌を口ずさみます。1時間ほどのんびりと過ごしました。シャワー場も整備されており、誰もいないので素っ裸になって水浴び。開放的な気持ちで帰路に着きました。

 

翌日も海に行き、超有名な土盛海岸へ。個人的には船越の方が好みでしたが、お姉さんのビキニもあり、サンゴ礁に群がる魚もありで満足でした。帰り道にアイス「ラフォンテ」で一休みして名瀬まで戻ります。

 

さてその翌日。いよいよウミガメに会いに行きます。5000円の安めなツアーに申し込み、インストラクターさんと奈良の女子大生2人、20代男子が同じグループになり、6人組で用安海岸にアタックです。ここはウミガメの餌が海底に豊富にあり、よくウミガメが見られるポイントだそう。またも台風の影響で波は高く、普段より透明度が悪いようですが、それでも会えました!

f:id:sozororki:20181015053643j:image
f:id:sozororki:20181015053552j:image
f:id:sozororki:20181015053629j:image

野生のウミガメに会い、一緒に泳ぐ。わずか30分ほどの間でしたが、そんな目標が果たせた時間。小さなアオウミガメがゆったりと泳ぐ姿に目を奪われっぱなしでした。

 

スカイマークが就航したことで気軽に奄美に行けるわけですから、連休にウミガメに会いにまた奄美へ行ってみたい。

奄美で初めてウミガメに会えて海やシュノーケリングへの興味が急激に強まり、沖縄の離島にも行ってみたいと思えた旅でした。