【イタリア編】2泊3日の弾丸イタリア旅行
ヨーロッパ周遊の旅、今回はイタリア編。
訪問からもう5ヶ月が経ってしまいましたが…一気に振り返ります。
いつも通りダラダラ書いてます。
イタリアの友好国だけなんだろうか?
イミグレにて米英豪、NZ、日韓の国籍者が対象のプライオリティレーンを発見。イスタンブール発のターキッシュエアラインだったので乗客の中に上記の国籍者は私だけ。自分1人だけ違う通路に入って入国審査を受けます。
審査官は40代くらいの女性。スマホをいじっていたところ、私が来るのを見てだるそうな顔でスマホを机に置き、パスポートを要求します。ふてぶてしく、イタリア人の適当さを感じます。
入国処理はものの10秒程度で終わり、パスポートを突き返されます。中を見るとスタンプは適当なページに適当な角度で押され、やっぱりイタリア人は適当なんだと感じさせられます。
入国後はフィウミチーノ空港から市内のテルミニ駅まで直通列車レオナルドエクスプレスで向かいます。
今回、ローマ滞在はわずか半日。テルミニ駅近くのゲストハウスにバックパックを置いて足早にローマ観光へ向かいます。
本場で見るフィアット、なんかいい。
地下鉄に乗ってバチカン市国を目指します。
入場の長い列
手違いでこの列に二度も並ぶ羽目に。
列に並んでセキュリティチェックを受けた先で、通路を発見。そこにいるおっさん係員に「入場口はこっちか?」と尋ねる。おっさんは「そうだ」。しかし一歩外に出るも、どうやら出口の模様。「これ出口だ」と思って踵を返すも、おっさん係員は「No Entryだ」。
いやいや、お前さっきこっちから入れ言うたやん。押し問答を繰り返すも、おっさん全く聞かず…最終的に日本語でキレた上で(重要)、もう一度列に並ぶことに…。イタリア人ってやっぱり適当…?
傭兵?こういう衣装なんですね。今でもスイス人が傭兵やってるんだろうか。
午後4時ごろに行ったため既に大聖堂はクローズ、まじで何しに行ったか分からん。。。
続いて地下鉄に乗ってトレビの泉
まぁ人の多いこと。これだけ人がいればスリも多いでしょうな…コインは事前に準備することをおすすめします。
晩ごはんのため、近場で評判の良かったIl Giardino Di Albinoというレストランに向かうも休業日…適当にレストランに入ります。
本場のパスタだー!
ピザも頼んだけど、ちょっと大きい!
結局半分を持ち帰り…
1人でカクテルとビール、パスタにピザを頼んでお会計30ユーロ近く、アホです。
ゲストハウスに戻る途中、かつて乗っていたのと同型・同色のデミオを発見。懐かしくてつい撮影。「デミ吉」と呼んでかわいがっていたなぁ…
ゲストハウスに戻ると同部屋のインドネシア人男子2人から話しかけられます。日本好きのようで、京都に住んでいたと言うと旅行で訪ねたという金閣寺や清水寺の写真を見せられる。
こちらも負けじと学生時代に行ったジョグジャカルタのマリオボロ通り、プランバナンやボロブドゥール遺跡の写真を見せ、そこそこ盛り上がる。
けどすまん、わし早朝6時半には宿出るねん…
翌朝は朝活。7時発の新幹線(フレッチャロッサ)に乗ってフィレンツェに移動します。まじでローマ何しに来てん…
早朝のテルミニ駅。
駅ナカのカフェでコーヒー買おうとレジに並ぶも時間が怪しい。不安になってホームに移動すると既にフレッチャロッサが待ってました。コーヒー諦めてよかった…
フレッチャロッサは日本の普通席とグリーン席のように座席は4つにクラス分けされているようで、事前にネット予約の際に下から2番目のプレミアム座席を買っておきました。
全然悪くない。
最新?のフレッチャロッサ1000だからかな。
車内販売もあり、コーヒーをいただきます。
コーヒーは一応illy。普通においしかった。
写真にはない昨日の残りのピザと合わせて、イタリアの田園風景を眺めながら朝食を取ります。
1時間半ほどでフィレンツェに到着。
イタリア人ってお洒落よなぁ。
フィレンツェでも半日だけの滞在。
朝9時入り、16時には出ます。
バックパック背負って歩き回ります。
まずはフィレンツェらしい写真を撮ろうとジョットの鐘楼に向かいます。
朝だったから空いてたな。先にドゥオモの美術館に行ってからジョットの鐘楼に来ました。
登る途中、ちらっと見えるドゥオモが素敵です。
しかしこの階段めちゃくちゃしんどい。10kgのバックパックを背負って登るとなんかの訓練かというくらいしんどい。膝にくる。
しかも階段の幅が狭く、前方からfatな白人が来ると絶望感しかない。
そんなこんなで汗だくになりながら最上階まで登りきり、おなじみのこの風景!
この写真が撮りたかったんだよね。
下に降り、パネライの本店を物色。
移動してウフィツィ美術館。
チケット予約してたのにアホほど並んだ。1時間半くらい並んだ。現地スマホ持ってたのでずっとネットサーフィンして待つ…
小さくてかわいらしいなと思った十字架
日本人誰でも見たことある名画(ヴィーナスの誕生)
右から見ても左から見ても目線が合うヴィーナス。下腹部のふくよかさがいい感じ。
西洋美術は全くの無知なのでこの程度の鑑賞…なにも考えずにズカズカと展示を見て進んだら30分ほどで全行程終えちゃったので2周したよ…
外に出て、イルビゾンテ本店
海外用にと二つ折り財布お買い上げ。
50ユーロくらいだったかな、カード入れ6と札入れ1のシンプルな財布にしました。
日本で見たことのない種類だったのに後からググったら普通に楽天で売ってた。
駅に戻り、再びフレッチャロッサ1000。
ベネチアに向かいます。
日立製だった
ベネチアに着く頃にはもうすっかり夜に。
andymori大好きな私はベネチアに着くや否や駅前の橋の欄干に寄りかかり、グロリアス軽トラを口ずさむ。
ベニスの空の下〜♪
ベネチアでの宿のみ1人部屋。
1人って快適だ…パンイチでiPhone触りながら横になれるって最高だ…
翌朝も街歩き。
ベネチアっぽい写真
本当はミニギターでも持って行ってゴンドラに乗りながら弾き語りたいんだけどね。ゴンドラ70ユーロ?高すぎるから乗らないよ…
リアルト橋前にて
ベネチアは車やバイク、自転車の乗り入れが禁止されているので写真のようなリヤカーでモノを運ぶ様子がしばしば見られました。
ため息橋
バックパック重い…
アリラグーナという会社の船(水上バス)に乗って空港目指します。
ここでもトラブル発生で、船の乗り方が分からず、とりあえずオンラインで全距離が乗れるチケットを購入して停留所にて船を待ちます。
15分ほど待ってやってきた船の車掌(船掌?)の兄ちゃんにiPhoneのチケット画面を見せると乗船拒否。理由を聞くと、人差し指を立てて「チッチッチ」と振りながら笑顔でiPhoneの隅っこを指差します。
「IMPORTANT:
This voucher is not a valid ticket for travel. Before getting on board you have to change it with regular tickets at one of the Alilaguna ticket offices. 」
(ネットで買っても船には乗れへんから、乗る前にチケットに交換しろよな!)
まあああじかよ!
「空港に行かないとダメだから、悪いけど乗せてくれない?」と交渉するもNG。そりゃそうだよね…
チケットオフィスの場所を聞くと駅前とのこと。まじかよ…徒歩15分はあるぞ…
絶望感に背中を押されながらダッシュで駅へ向かいます。2018年10月17日の午後4時半ごろ、ミレーのバックパック背負ってベネチア市内を走っていた日本人は私です…
駅前でもトラブル。
アリラグーナ社のカウンターが見つからん。
駅前のチケットオフィスに駆け込むと他社のACTVだったため取り扱い不可。受付のお姉さんの「駅構内にアリラグーナのオフィスあるよ」とのアドバイスで構内にて探し回るもオフィス見つからず。インフォメーションセンター的なのを発見して受付のおっさんに聞くと、真剣に調べてくれたけど「分からない」。
構内全部走り回り、駅ホームすぐの場所にアリラグーナ社のカウンターをようやく発見。
先客で1人おり、後に並んで順番を待ちます。先客の発券が終わったところで、受付のおばさんがまさかのスマホをいじりだし、私の方には目もくれない。既にイライラしていた私は「待ってんだけど!」とiPhoneの画面を見せて発券を促します。
しぶしぶおばさんが発券作業に取り掛かります。しかし自分のスマホは手放さず、ちんたら作業します。ここで堪忍袋の緒が切れてしまい、カウンターをドンと拳で叩いて「早くしてよ!!先にチケット出してよ!!」と激昂。
やっと出てきたチケットを受け取り、停留所にUターン。なんとか船に乗って空港に行くことができました…
時間的な余裕なく切羽詰まっていたとはいえ冷静に考えると大人気ない対応をしてしまった…がイタリア人はやはり適当…?
旅行は時間的な余裕を持って、寛容な精神でのんびり過ごすが吉と再確認したイタリア小旅行でした。
念のため言っておくと、所々でイタリア人の悪口を書きましたが、イタリア好きです。また行きたい。しっかりローマやフィレンツェを観光したい。ベネチアでミニギターで弾き語りもしたい。
さて、船で空港を目指します。
お次はチューリッヒ編です!